ビジネスホテル暮らしで、あると便利なグッズ・意外と不要だったグッズ

長期の出張や遠方に入院した家族の付き添いで、ホテル暮らしを余儀なくされることがあります。
私は後者。夫が脊髄を損傷し、再生医療を行っている病院に転院してきました。地元からだと飛行機で移動するくらいの距離です。
こんにちは、とみーです。
病院施設として安く宿泊可能なファミリーハウスはありますが、ネット環境がないので近場のビジネスホテルに暮らしています。
とっても狭いですし、自宅のような自分に合った環境ではないので色々と不都合を感じること多々。
そんな中、少しでも暮らしやすくしてくれた便利なグッズ10個を紹介します。
ビジネスホテル暮らしであると便利なグッズ10選
USBポート付き延長コード
まず何といってもこれ。
ホテルはコンセントの数が限られています。それを補うのが延長コード。
延長コードは何でもいいわけではなく、USBポート付きの延長コードがおすすめです。
電子機器のアダプターや充電器はかさばります。
荷物を必要最低限にしないといけないのに、スーツケースでスペースを取るんです。
全ての電子機器をUSBで充電できるようにすれば、持っていくのはUSBポート付き延長コードと各種ケーブルでOKですよね。
私の持ってきた電子機器は
- iPhone(Lightning)
- ガラケー(docomo FOMA)
- タブレット(Micro-B)
- 会社スマホ(Type-C)
とまぁ、見事に端子がそれぞれ異なるわけですが、全てUSBで充電できるようにケーブルを用意していたのでアダプタや充電器は自宅に置いてきました。
他にパソコンがありますが、唯一これだけアダプタも持ってきてます。ちなみに汎用品で小型のアダプタもあります。荷物を減らしたい方はご検討ください。

USBポート付き延長コードは「本当に持ってきてよかった!」と一番感じている便利グッズです
- ビジネスホテルのコンセント問題解消
- USBポート付なら各種アダプタ不要・ケーブルのみ持ってくればOK!
スウェット
ホテルにもパジャマや浴衣は用意されていますが、ちょっと使い勝手が悪いんですよね。
例えば私の場合ですが、夫のお見舞いから帰ってきてちょっとゴロゴロしたいとき。
わざわざパジャマに着替えるの面倒くさいんですよね…。パジャマに着替えても数時間後にまた外出しないといけない、ということもあります。
かといって、そのままの恰好でいるのも窮屈です。ズボン脱ぎたい。

だがしかし! スウェット1着さえあれば! 心置きなくリラックスできます!
上下着替えるのは面倒なのでボトムスを履き替えるだけ、なんてことをよくやってます。
簡単にくつろぎモードに移行できて、あー、らくちん。
- 就寝時のみだけでなく、ちょっとリラックスしたいときに最適
- リモート会議はトップスだけちゃんとしてればいいので、下はスウェットなら窮屈しない
チャック付きの大きめな袋
洗濯は数日に一度まとめて行うため、洗濯物を入れておく袋が必要になります。
自宅ではランドリーバスケットを使っていましたが、狭いホテルにそんなもの置けません。
そこで大きな袋の出番です。
使い方は袋をハンガーや壁のフックに引っ掛けて、脱いだものをポイポイいれるだけ。
ホテルの掃除の方にチラ見されたら恥ずかしいので、チャック付きタイプをおすすめします。
コンパクトに畳めて省スペースで収納できるのもポイントです。
- ビジネスホテル内のランドリールームにそのまま持っていける
- コンパクトに畳めるので行き帰りのスーツケースで場所を取らない
洗濯ネット
コインランドリーで洗濯するということは、色物やおしゃれ着を分けて洗えないということ。
節約のためにまとめて1回で全ての洗濯をしないといけません。コインランドリー高いよ…。
そこで大活躍なのが100均の洗濯ネット。
色落ちしないとは言い切れませんが、黒い洋服に白い糸くずが付着する確率をグッと下げてくれます。
おしゃれ着もとりあえず入れておけば、普通に洗濯するより痛みが少ないです。
靴下もまとめて洗濯ネットに入れるのがおすすめ。ありがちな片方紛失事件が無くなりますよ! 自宅とは違って紛失すると探すの大変ですからね。
- 縦型でもドラム型でも、意外と紛失事件は起こるもの…ネットに入れて予防!
- 全ての衣類をネットに入れて1回で完結させれば洗濯代の節約
ハンガー
コインランドリーの乾燥機を使っても、10分程度の乾燥じゃ洗濯物は乾きません!
かといって、追加でもう1回乾燥するのもお金がもったいない…。
そんなわけで生乾きの衣類を持ち帰り、部屋干し(または風呂干し)することになります。
ホテルにも備え付けのハンガーはありますが足りません。だって手元にあるのは数日分の洗濯物。
100均の針金ハンガーで良いので5本程度あると安心です。
部屋に干しておくと加湿になりますし、バスルームだと乾燥機能がついてるので比較的早く乾きます。
- ビジネスホテルのハンガーだけだとまず足りない
- 洗濯後の衣類を部屋内に干せば乾燥対策に
スティックコーヒー
ビジネスホテルには電気ケトルが備え付けられています。ありがたや。
日常的に白湯を飲んでいた私なので、ホテル暮らしでも水と電気ケトルさえあれば充分ですが、時折味がある飲み物が欲しくなることも。
その都度自販機で買うのも勿体ないので、スティックコーヒーを重宝してます。
慣れないホテル暮らしの中で、ホッと一息できる時間です。Blendyおいしいよ。
- 飲み物を毎回購入すると高くつくので、スティックコーヒーで少しでも節約
- ついでにゴミもあまり出ない
- 自分のお気に入りを飲めば、不慣れな生活の中でも少しは安心できる
紙コップ
ビジネスホテル暮らしを始めた当初は、部屋に用意されているコップを使って先述のスティックコーヒーを飲んでいました。
当然ですがコーヒーを飲むとコップが汚れます。
台所用洗剤が無いため水のみでコップを洗っていたのですが、不衛生さを感じ紙コップに切り替えました。
基本的には掃除の際にコップも洗ってくれます。
しかし部屋にこもって仕事している私は、掃除は毎日お願いしない派なのです。
100均で20個入のがあったので、洗う手間や衛生的観点から紙コップにしました。
- ビジネスホテル暮らしでわざわざ洗剤とスポンジを使ってコップを洗う必要はない
- 毎日掃除をお願いしない場合は、衛生面からほぼ必須
- どこでも売ってるので現地調達しても可
ペットボトル加湿器
ビジネスホテルは乾燥します。
起きている間は意識的に水分を取るようにしてるのでマシですが、問題は寝ている間。
起きた時には喉がガラガライガイガに。
ホテルによっては加湿器を貸し出してくれますが
- フィルターはちゃんと掃除しているのか
- 内部にカビが生えていないか
ちょっと心配なところです。
そこでコンパクトな加湿器の出番です。
飲み終わったペットボトルがあればいいので、家から持ってくのは小さい本体のみ。
先述したUSBポート付き延長コードとあわせて枕元に置いておけば、寝ている間の加湿もバッチリです。
「水に含まれる塩素や石灰などの成分が周囲に付着する」とレビューが書いてあったので、念のためティッシュを下に敷いて使ってます。
- 乾燥したホテル内の、せめてもの対策
- ペットボトルがあれば簡単に加湿器になっちゃう優れモノ
ハンドクリーム
最近はあまり見かけなくなりましたが、バスルームにリンス(コンディショナー)が用意されていないホテルがあります。
そんなホテルが用意しているのはリンスinシャンプーというもの。
これで髪の毛を洗うとパッサパサになります。リンスは本当に入ってるのかというくらい。
万が一、そんなホテルにあたってしまった時のことを考えてハンドクリームを1つ持っていきましょう。
実はハンドクリームは髪にも使えるんです。
ダメージの補修はしてくれませんが、保湿はしてくれます。
毎日使うのはおすすめしませんが、応急処置としてハンドクリームを使うだけでも髪のキューティクルさが段違い。
乾燥する季節じゃないからハンドクリームはいらないかな~? なんて思わず、どの季節でも女性の方は必ず持っていきましょう!
- 冬場なら必須
- 夏場でも持っていけば、コンディショナーがない場合に活用可能
次亜塩素酸水「ビエリモ」
ビジネスホテルの部屋に入った瞬間、何か嫌なニオイがするとき。
自分が持ち込んだ食料やタバコの残り香を消したいとき。
ドアノブ等の雑菌が気になるとき。
除菌消臭剤のビエリモは、そんな複数の用途に使えてとってもおすすめです。
鼻がよく、ありとあらゆるにおいにうるさい私の夫。ある日、自分の履いた後の靴に吹きかけたら「においが消えた…」と衝撃を受けていたので、消臭効果は抜群です。
アルコールではないので手肌に優しいのも嬉しい。揮発性は低いのですぐ乾かないのは難点ですが。
様々なボトルタイプが発売されてますが、ミストスプレーがおすすめ。通常のスプレーボトルに比べてスッキリした容器なので、スーツケースの隅にスッと入れられます。
ミスト状に出るので空中にも散布でき、そのほか色んなところにシュッシュしてます。ウイルス対策バッチリです。
- 1本で複数の用途に使える
- ミストスプレーで部屋全体の空気を除菌できる
- 加湿器に入れてもOK(水と希釈させる必要あり)
ビニール袋
私がビジネスホテル暮らしをしていた2020年3月はまだレジ袋が無料だった頃。
その時は

ビニール袋は色々使えるから、とりあえず持っていこう!
と思って持ってきましたが、結果、必要ありませんでした。
でも現在はレジ袋が有料になり気軽に手に入りにくくなってしまったので、ゴミ袋としても活用できるビニール袋は必須です。
西日本35号/東日本20号くらいのサイズが使い勝手よくておすすめ。
- 3食コンビニ弁当だと、部屋のゴミ袋がすぐいっぱいに…
- コンビニでの持ち帰り袋として、そのままゴミ袋として
ビジネスホテル暮らしのために持ってきたけど不要だったグッズ
洗濯洗剤

今時のコインランドリーは洗剤が自動投入されるんですよ…知らんかった…
洗濯洗剤を準備してコインランドリーに向かいましたが、不要だったときのショックといったらもう。
これからビジネスホテル暮らしをされる方は「ホテル内施設や周辺のコインランドリーは、洗剤が自動投入されるかどうか」をよく調べることを強くおすすめします!
Googleマップで探すと、店舗内の写真を有志の方が載せてくれてる場合があります。自動投入かどうかはレビューや写真から判断できますよ。
ビジネスホテル暮らしは大変だけど、工夫することで快適に!
狭くて生活しづらいビジネスホテル暮らし。
早く家に帰りたいな~ なんて思うこともありますが、仕事なり入院なりですぐ帰れないのが現実。
それなら暮らしやすいように工夫することが大切ですよね。
部屋に色々物を置きすぎると清掃が大変なので物はあまり増やせませんが、便利グッズをいくつか用意することでビジネスホテル暮らしのストレスを軽減することができますよ!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません