地方銀行の外貨預金(米ドル)を楽天証券へを送金(入金)する方法
2010年。1ドル80円前後だった時代に何も考えず米ドルを買い、そのまま普通預金で塩漬けにしていた私…。
そんな思考が足りなかった私ですが、10年後には証券口座を開設してバリバリ投資するまでになりまして、地方銀行にある外貨普通預金の存在を思い出し運用することを決意します。
正直、もっと早く気付いていれば…と悔やんでますが、時は戻らないので仕方がありません。これから頑張ろうと思います。
決意をしたはいいものの、楽天証券で外貨の入金方法を読んでも疑問点がいっぱいでした。ネットで調べてもやった人があまりいないのか、詳しい解説が出てこず。
そんな疑問符だらけの状態でしたが無事に送金することができましたので、後発の方のために地方銀行の外貨普通預金を楽天証券へドル建てのまま送金する具体的な手順を残しておきます。
楽天証券へ外貨送金(入金)する方法・2パターン
楽天証券へ外貨のまま送金する方法は2通りありますが、どちらも共通点は「楽天証券が持っている銀行口座に振り込む形になる」ということです。
自分の証券口座への送金ではありません。
楽天証券名義の銀行口座に送金すると、楽天証券側で自分の楽天証券口座へ振替を行ってくれます。
楽天証券の外貨送金用銀行口座は2つありまして、それぞれのポイントをまとめておきます。
三井住友銀行
- 米ドルのみの取り扱い
- 地銀→三井住友銀行へは手数料が発生する
SMBC信託銀行
- 米ドル、ユーロ、カナダドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドルの5通貨対応
- 地銀→SMBC信託銀行へは手数料がかかり、SMBC信託銀行→楽天証券へも手数料がかかる
- SMBC信託銀行→楽天証券への手数料は他の銀行と比較して安価
SMBC信託銀行でもメリットはありますが
- SMBC信託銀行に外貨を持っている人
- 米ドル以外の通貨を送金したい人
を除いて、基本的には三井住友銀行への送金がおすすめです。
今回、私は三井住友銀行に送金しましたので、その手順を解説します。
三井住友銀行(楽天証券名義)への外貨送金(入金)手続き方法
- STEP1事前準備2022年1月23日から、WEB上で外貨入金の送金予定連絡が出来るようになりました!
WEBで連絡をすれば、電話しなくてOKです。
参考外貨入金の送金予定連絡がWEB上でできるようになります!(1/23~) – 楽天証券楽天証券へ電話する前に、下記の情報を用意しておきます。
- 通貨
- 送金元銀行名
- 送金元支店名
- 送金人名義(ローマ字表記のスペル)
- 送金予定金額
- 送金予定日
また、楽天証券のページには書いてありませんでしたが、私が電話した時は下記の情報も必要でした。
- 三井住友銀行かSMBC信託銀行のどちらに送金予定か
- 楽天証券ログインIDの数字の部分
- STEP2楽天証券へ事前連絡
- STEP3窓口で外貨送金依頼地方銀行の窓口に行き、外貨送金を依頼します。
外貨のままで、ということをしつこいほど主張しましょう。うっかり円貨に戻されたらたまったもんじゃありません。
経験からアドバイスさせていただくことがひとつありまして…手続きにめちゃくちゃ時間がかかります。
私もそれなりに時間がかかることを見越して「1時間みておけば充分かな?」と思っていましたが、実際は2時間かかりました…。
昼休みにサクッと終わらせることはできないため、平日がお休みでない方はガッツリ有休取って臨みましょう。
- STEP4外国向送金依頼書兼告知書の記入
- STEP5送金手数料の支払い地方銀行へ送金手数料を支払います。
私の場合は6,000円。窓口で現金払いでした。
- STEP6証券口座への反映を確認
銀行での手続きに時間はかかりましたが、自分で行う手続きは拍子抜けするくらい簡単にできましたよ!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません