お名前.comにドメイン移管したらサイトに繋がらなくなった! つまずきやすい原因と解決方法
こんにちは、とみーです。
当ブログのドメイン管理会社を、ネットオウルからお名前.comに移管しました。
が、設定をミスりまくってサイトが表示されず、アクセスが0の日が続くことになりました…。
ドメイン移管? 楽勝でしょ!
と、高を括っていましたが全然楽勝じゃなかった。
あたふた呟いていたら助けていただき、何とか軌道修正することができました。助けていただいた方、その節はありがとうございました。
この記事では、ドメイン移管によってサイトに繋がらなくなった原因と解決法を書いています。
原因その1:ネームサーバー(DNSサーバー)の設定を間違えた!
サイトに繋がらなくなった原因その1は、ネームサーバーの設定を間違えたことです。
何でそんなに大事なことを間違えたのか自分でもわかりませんが、ネームサーバーの設定を別のサーバーで登録してました。(しいて言えば、設定中とっても眠かった)
このサイトはmixhostのサーバーで運営してるのでmixhostのネームサーバーを指定しないといけないところ、お名前.comのサーバーを指定していた始末。盛大にやらかしました。
そもそもウェブ上のサイトはIPアドレスという番地が設定されています。でもIPアドレスは数字の羅列なので覚えにくいんですよね。
そこで、IPアドレスをURLに変換してくれるのがネームサーバーの役割。
ネームサーバーをちゃんと設定しないとURLからIPアドレスに変換できず、迷子になってアクセス出来なくなるんです。
設定ミスから12時間後。サイトに繋がらなくなり、ようやく何かがおかしいと気づきます。
慌てて設定項目を1つ1つ確認したところ、ネームサーバーの設定ミスが発覚しました。
その1解決法:ネームサーバーの設定を正す
あえて書くまでもないですが、ネームサーバーの設定を間違えた場合は正しい設定に修正します。
きちんと反映されているかは、チェックツールで確認が可能です。
参考DNSチェック
nameserver = の後ろが、自身が契約しているサーバーになっているかチェックしましょう。
何故? ネームサーバー(DNSサーバー)の設定は正しいのに浸透がとっても遅い! というか浸透しない!(サイトが表示されない)
すぐに修正し、これで元通り! のはずが、いつまでたっても復活せず。
正しいサーバーに問題なくアクセスできるようになるには、通常数時間~3日かかります。
しかし、2日経っても一向に繋がりません。(普通なら繋がったり繋がらなかったりする)
ネームサーバーをミスったことに気付いたのが、間違えて設定してから約12時間後。でもこの2日間アクセス0。
— とみー@アラサーOLブロガー (@tommy_0edition) March 13, 2019
ミスった代償がおおきすぎやしませんか…?
正しいネームサーバーの浸透まだー?
原因その2:ドメイン認証漏れによるclientHold…ドメインが止められていた!
サイトに繋がらなくなった2つ目の原因は、移管時のドメイン認証が漏れていたせいでした。
ドメイン移管は
- ドメインの状態をチェックし、必要であれば現レジストラにてトランスファーの準備(AuthCodeの取得など)を行う。
- すべての準備ができたら、お名前.comのホームページ上より、トランスファー申請
- お名前.comから会員情報宛に請求メール送信
- お名前.comから請求メールを受信し、指定口座へ入金
- お客様からの入金確認次第、お名前.comからレジストリに申請
- レジストリから現在のレジストラにトランスファー申請
- 現在のレジストラからお客様へトランスファー意思の確認
- お客様から現在のレジストラへトランスファーの承認
- 現在のレジストラからレジストリへトランスファー承認。
- レジストリからお名前.comへトランスファー完了の連絡
- お名前.comからお客様にトランスファー完了メール送信
このような手順で行われます。
私はこの8の手順を行っていなかったため手続きが進まず、ドメインが止められてしまったのです。
ドメインが止められたかどうかは、Whois検索より確認が可能です。
Domain StatusにclientHoldと表示されています。止められていると出てくるステータスです。
その2解決法:移管時に送られてきた認証メールを探しだして認証する
ドメインの認証をしていなかった場合の解決法は、メールを探し出して認証をすればOKです。見つからない場合は「ICANN」で検索をかけてみましょう。
ただし、メールには対応期日が設定されていますので、メールを長い間放置した場合はリンクをクリックしても認証できません。
お名前.comでは簡単にメールの再送ができますので、仮に見つからなかった場合でも安心してください。
その2解決法+α:移管前管理者のアドレスが、自分のアドレスではないときの対処法【お名前.com】
さて、認証メールなんて届いてないけど? というお方。私もそうでした。
何か届いていれば絶対に気付くはずなんですよね。気付かなかったということは届いてないんです。もしくは迷惑メールフォルダに入ってたりとか。
ドメインWhois情報で登録者のメールアドレスを確認
認証メールを再送する前に、登録者を確認しましょう。
お名前.com Navi > ドメイン設定 > ドメインWhois情報変更 > 登録者情報の変更 で確認できます。
登録者情報の連絡先メールアドレスに認証メールが届くのですが、ご自身のアドレスになっていますか?
私は以前のドメイン管理会社のメールアドレスが登録されていました。自分のとこに届くわけがないよね。
というわけで、登録されているメールアドレスを変更をします!
…したいのですが、このページでは変更できないようになっています。
まずは登録者名義を変更しなければいけません。
ドメイン登録者のメールアドレスを変更するには、登録者名義の変更が必須!
名義変更は、登録者情報変更タイトルのすぐ下にある登録者名義変更ボタンから行います。
必要事項を入力の上、最下部のメール認証送付先を「新しい登録者・現在の管理担当者による認証」にします。
変更申請をすると、新登録者と現管理担当者のアドレス宛に承認依頼のメールが届きますので、URLをクリックして承認すればOK!
新登録者のアドレスが無事に自分のものになったことを確認して、ドメイン認証メールの再送を行います。
お名前.comの場合は『【重要】[お名前.com] ドメイン 情報認証のお願い』というタイトルのメールが届きますので、URLから認証しましょう。
ドメイン移管時のつまずきやすい原因と解決法 あとがき
ドメイン移管は、時間のある眠くないときにやりましょう!笑
ちなみに、一番最初…移管前の時点でメールアドレスがきちんと自分のものになっていれば、こんな手間をかけずに済みますよ…。
私の救世主の記事はこちら。他の原因についても解説されています。
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